デザイン校了に最も大事なものは?

2017年8月7日

ご長寿台風5号が「下に~♪、下に~♪」と、大名行列のようにゆっくりと進行していく中、
迫っているお盆休みの家族サービス計画を何もしていない! ヤバいぞ! 何か考えなくては!
と焦っているスタッフMです。 ※アイキャッチは(斬新を狙いに行き過ぎた)没テンプレート

さて今回は、デザインの校了について最も大事なものは何かを考えたいと思います。
校了とは校正完了の略で、つまりはデザインの確定のことですが、
大事なのは 高いデザイン力? それとも提案力?

もちろんそれらも大事ですが、私が思うに最も大事なのはキーマンの存在と納期だと思います。
この2つは、どちらかが欠けていても一方さえあればスムーズに校了まで進みます。

お客様にデザインの絶対的な決定権を持った強力なキーマンがいらっしゃる場合は、
電話でのお打ち合わせだけでも「あっ」という間にデザインは校了になります。
早ければ、校正をお送りしたその日のうちに校了ということもあります。

納期に関しては言わずもがなですが、「何日までに必要」と決まっているわけですから、
もし壮大なリクエストがあったとしても、ある程度の妥協の中でご提示させて頂く数案のデザインから、
絞り込みを行って、何度かの修正後に校了になります。

 

逆に両方ともが欠けている場合。
つまりキーマンの存在が無く、納期も決まっていない場合は・・・

まず、納期が決まっていないので急ぐ必要が全くありません。
校正をお送りした後に1年ぐらい経過して「ああ、きっとこの話はボツになったのだろう。」と、
思った頃に「あのデザインの修正校を再度お願いしたい。」なんてことも普通にあります。

さらに、キーマンの存在が無ければ、幾人かの方が同じ程度のデザイン決定権を持っているはずで、
国会さながらに何回もの意見交換で右に左にデザインが行ったり来たり。
気が付けば修正回数は20校以上なんていう悲惨なことも起こります。

それでもって、もっと最悪は、のちキャンセル。
でも、流石にその場合はそこまでのデザイン費用は工数がかかってますので頂きますが、
やはり何事もゴールを明確に決めて、計画性を持って進めて行かないと上手くはいきませんね。

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