社員証や学生証の背景色は何が一番いいの?

2022年10月21日

10月も中旬となり日増しに寒くなってきました。
夕食のお鍋やシチューを楽しみに業務を頑張るスタッフMです。

ところで皆さんは社員証や学生証に使用する写真を撮影する上で、
忘れてはならない重要なポイントをご存じですか?
背景といえば、青(水色)・白・グレーの3色が代表的でほとんどの場合、
まず間違い無いでしょう。

しかし、撮影の際には着ている服の色も十分に考慮する必要があります。
背景色と同系色の服装は同化するため、
特に胸元までしか印刷対象にしない社員証や学生証の場合は、
極端に言えば首元までしか存在しないような仕上がりになります。

青(水色)の背景色は証明写真にもよく使われるかなり安全な色ですが、
スーツ・制服・あるいは私服が青系統の場合も全く無いとは言えません。
そんな場合は白やグレーの同系色にならない背景色で撮影されると良い仕上がりになります。

また、服装だけでは無く見落としがちなもう1つあります。
それは髪の色です。

背景色が青(水色)で髪の色と同化することは少ないです。
(様々な方がいらっしゃいますので全く無いことは無いですが)
では、背景色が白やグレーの場合はどうでしょうか?
髪の色が白髪(グレーヘアー)だった場合はどの程度までという個人差はありますが、
おそらく皆さんが想像するよりもかなり同化します。

理由は「写真の画質調整」「印刷機(プリンタ)の白色の扱い」の2つの影響です。

・写真の画質調整
 写真画像をカードに印刷する場合、基本的にお客様からお預かりした写真画像を
 そのまま使用することはありません。
 適切なサイズにトリミングをして、適切な仕上がりになるように画質調整を行います。
 通常ほとんどの場合は顔色を良く見えるように明るさを上げます。
 お預かりした段階でかなり暗い写真画像の場合はその分だけ強く明るさを上げますため、
 背景色が白やグレーだった場合に白髪(グレーヘアー)や白い上着・シャツは同化してしまいます。
 ※稀ですが、逆に顔全体が太陽光やフラッシュの反射が驚くほど強く白飛びしている。
  あるいは画像が極端に美白加工されており鼻筋しか見えないようなものをお預かりすることもありますが
  その場合も同化します。

・印刷機(プリンタ)の白色の扱い
 一般的なレーザープリンタやインクジェットプリンタがそうであるように、
 プラスチックカード用のプリンタは、フルカラー印刷を行う場合に白インクは使用しません。
 使用しないというよりはフルカラー印刷には白インクの概念がありません。
 フルカラー印刷には4色の掛け合わせを用いますが、
 白の部分はというとベースとなる「無地カードの白さ」をそのまま使用します。
 ※単色の白リボンはありますが写真画像の用途には使えません。

 つまり「色を印刷しない」ということです。
 その場合「背景の白」も「髪の白」も「服の白」もすべて白とプリンタが判断した部分は印刷しませんので、
 何度も目を凝らして見て何とか判別できる微妙なレベルの明度差は同じ白と判断します。

 結果として印刷をしていない部分は全く同じ「白さ」となりますので、
 極端な場合、頭頂部が無い上に首から下が何も無いということも起こりえます。
 当然ながら極力そうならないように弊社では調整を行いますが、
 最初から写真があまりにも同化しており調整できない場合もあります。

 

カードに印刷する顔写真は用途に関わらず、見た人の第一印象を決める非常に重要なものですので、
背景色も全体の雰囲気を決める要素として参考にして頂きますと出来栄えもワンランクアップします。
※下の写真は分かりやすいよう背景色が元は白色のものを青色に編集していますが、
 この加工は通常料金内では行っておりませんので、ご希望の場合は追加オプション料金が必要です。

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