デザインをするということ。。(IDカードのイメージ)

2015年4月15日

 診察券

春なのに。。。雨が続いていましたね。

今日やっと晴れた気がします。このまま春らしくなってくれることを期待していますスタッフHです。

 

さて、年度末の忙しさが過ぎて、少し落ち着いている今日この頃ですが、

デザインについて少し思うところを書いてみようと思います。

デザイン。というとみなさんはどんなイメージを持たれますか?

デザイナー・斬新・流行に敏感・カラフル・おしゃれなどなど様々だと思います。

一口にデザインといってもいろいろなデザインがあります。

日常目にする商品には全てデザインが施されていますよね。パッケージにしても商品のフォルム・カラーにしても全て。

色やイメージもそうです。

日用品を例に挙げるとシャンプーの容器。男性用は紺やブルーが多く、女性用はピンク・白が多いと思います。

仮に女性用のシャンプーが紺色だったり寒色系のパッケージだと手に取りにくい感じもします。

いや、手に取らないかも。いやいや、きっと取らないでしょう。横にピンクの容器があればそちらの方が髪が艶々になるような気がします。

そう、パッケージのデザインには手に取る人の心理を考慮した要素が入っているのです。

 

診察券は明るい色遣いのものが多いですが、一度掟を破って暗い茶系の診察券を作ったことがあります。

それはそれで斬新でおしゃれなイメージで喜んでいただいたのですが、それ以降定着することはなく、デザイン案に入れても選択されることは希でした。

いや選択されたことはなかったかも。

病気で身体がつらいときに目にする診察券は明るい方がいいのだと思います。

診察券は病院の「顔」になるのですから、暗い顔では行く気が失せますモン。

 

そして、社員証。

日本では白ベースですっきりしたデザインが人気です。(以前別のスタッフがブログにも書いていました→こちら

外国ではカラフルな社員証が多いです。

日本で白ベースが人気なのは、安全・安心・クリーンなどのイメージがあるからだと思います。

とはいえ、

手にする人の心理や希望がはっきりしている場合は問題がないのですが、

困るのはイメージがなかったり希望がはっきりしていない場合です。

そんな場合には2~3パターンのデザインをご提示します。

①ユーザーの気持ちを考えて作ったパターン・②デザイン性を強調したパターン・③一般的なパターンにすることが多いです。

デザインをする者にとってついつい②に力を入れ斬新なものを作りたくなるときがあります。①は現場にいないとわからないことも多いので、ユーザーのご意見が重要になり、デザイン性は二の次になることもあります。

本来ならユーザーが使う物なので、ユーザーの気持ちに添って尚かつデザイン性の高い物ができれば言うことはないのですが、

両方がうまくかみ合って最高のでき!というのが難しいですよね~。

 

①+②で最高のものを作れるよう日々努力しなければ、ユーザーの心を掴むことはできないんですね。きっと。

斬新を追求していてはユーザーの心を掴むことはできないんですね。精進がまだまだ足りません。

 

そんな、精進が足らない日々ですが、IDカード・社員証の制作をお考えの方はこちらへ>>

 

 

 

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